高いレベルでの教育と研究の両立を目指します.

福岡大学医学部微生物・免疫学講座は,それまでの「微生物学講座」と「寄生虫学講座」の統合を経て平成15年4月に設立されました.講座としての研究は、細胞内寄生性病原体(性感染症クラミジア,肺炎クラミジア)およびインフルエンザウィルスを軸に,(1)病原体に対する宿主の自然免疫系の応答,(2)宿主免疫系に対する病原体のエスケープ機構の解析,および(3)病原体由来糖質抗原に反応するCD1拘束性T細胞応答の解析などの感染免疫等を研究しています.医学教育の面では,免疫学,微生物学(細菌学,ウイルス学,真菌学および寄生虫学)の講義、実習を担当しています.医学部として,高度な知識と技術が要求される臨床医を輩出するための教育を行う一方,研究面においても最先端を目指すべく日々努力しています.