一般目標
感染症の原因となる様々な病原微生物の基本的な性状,病原性とそれによって生じる病態を理解していきます.さらに,病原体に対する生体側の防御機構,免疫現象もあたせて学習します,これによって,感染症の原因と機序を考察して,その予防や治療の基本原則を正しく把握する能力を養います.
講義内容
細菌学総論
- 歴史.分類
- 構造,形態
- 生理,代謝
- 遺伝学
- 病原性
- 感染症
- 化学療法と薬剤耐性
- 感染予防とワクチン
細菌学各論
- グラム陽性球菌
- グラム陰性桿菌
- 腸管細菌
- 呼吸器関連細菌
- 動物関連細菌
- グラム陰性球菌
- 抗酸菌
- 結核症
- マイコプラズマ,リケッチア
- クラミジア,口腔細菌
- スピロヘータ
- 臨床感染症
真菌学
細菌の進化,薬剤耐性
ウイルス学総論
- 構造,増殖メカニズム
- 発症機構,感染防御機構
- 化学療法
ウイルス学各論
- 腫瘍ウイルス
- DNAウイルス
- RNAウイルス
- レトロウイルス
- 肝炎ウイルス
微生物学実習
- 細菌の取り扱い,染色法
- 分離培養,ツベルクリン反応
- 細菌の同定,薬剤耐性,
- 消毒薬の効果,血液型判定